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国際教養振興会 活動報告

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投稿日:2014年5月20日

第22回 「神社人」勉強会レポート 「宗像三女」~女人禁制の謎に迫る!

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「日本を10倍楽しむための神社人講座」の第22回目が、5月16日に東京・渋谷で開催されました。今回は代表的な総本社を一つ取り上げる系列社シリーズから宗像系・厳島系について、当協会の東條代表理事が講師を務め解説しました。

湘南江の島の江島神社など全国各地のおよそ7,000社で祀られている宗像三女神。この三姉妹の神様にまつわる代表的な逸話の舞台となるのは、女人禁制の地でありながら宗像三女神の一柱である田心姫命(タゴリヒメノミコト)を祀っている沖ノ島です。神宿る島と呼ばれる神聖な地から出土した土器およそ8万点すべてが国宝に指定されています。

系列社やご利益といった基本的なことから、祀られている神様に関連する神話を頼りに、その逸話を参加者全員で説いていきます。参加者の皆さんは分からないからこそ想像することの楽しさ、そして理解を深めていく喜びが得られたようです。

神社に関する勉強会と聞くと堅苦しい勉強会だとイメージされる方もいるかもしれませんが、この勉強会にはそんな堅苦しさはありません。スライドや身近なたとえ話を素材に話が進んでいくので分かりやすく、2時間があっという間に感じられます。

勉強会は毎回テーマが違うので、毎回参加されている熱心な方もいますが、今回は初めて参加したというオーストラリアご出身の方も見られ、改めて国内外問わず神社や神道への関心の高さを感じました。

次回は7月18日(土)の19時〜渋谷にて開催します。テーマは前回の勉強会のアンケートで要望の多かった「熊野信仰」について。皆さんもぜひ一度ご参加ください。

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