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国際教養振興会 活動報告

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投稿日:2015年1月26日

第26回 「神社人」勉強会レポート 「お正月講座」〜注連縄を作ろう!〜

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「神社人」勉強会の第26回目のテーマは、前回の「新嘗祭」と同様に神社人講座恒例となった「正月」。2014年を締めくくるにふさわしく、東京(12月12日)と大阪(12月13日)の二会場で開催されました。

もともと正月の最大の目的は、自宅に年神様を迎え入れることでした。しかし近年はその意識も薄れ、遠方の有名な神社に初詣する習慣が定着しています。なぜこのような習慣が定着したのかを解説した後、正月を迎えるために行う行事から正月を迎えてからの行事とその意味に触れました。

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注連縄は本来、藁(刈り取った稲)を編んだものでしたが、市販のものは藁でできていないものが多く、それでは年神様を迎えるのにふさわしい注連縄にはなりません。そこで神社人講座では藁を取り寄せて注連縄を作っています。
注連縄作りは予想以上に難しいもの。藁をきつく編むにはかなり力が必要で、縄目がきれいに仕上がりません。額に汗のにじむ人、腰が痛いと訴える人もいます。それでも参加者同士で助け合いながら、和気藹々とした雰囲気の中で注連縄作りは進みました。


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東京は渋谷にて、大阪は、若宮八幡大神宮(大阪・蒲生)の道場をお借りして、神社人講座が開催されました。大阪で「お正月講座」を開催するのは初めてでしたが、大阪支部の準備委員会と「がもよんプロジェクト(蒲生四丁目 古民家再生による街づくり団体)」メンバーとの共催イベントとして開催されました。親子連れでの参加が多かった大阪のお正月講座。大人も子どもも皆真剣に注連縄づくりを行なっていました。講座の後で行なわれた餅つき大会では出来立てのお餅が振る舞われました。


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