国際教養振興協会は、国際社会の一員としての意識を持つ「国際教養人」の創出を支援しています。

一般社団法人 国際教養振興協会

会員のお申込みはこちら

インフォメーション

国際教養振興会からのお知らせ

Information

投稿日:2023年10月31日

No.7.しめ縄プロジェクト in Pilares 2(メキシコ)


さぁ、メキシコ開催の最後を司るのが、これまた異色の会場。

今回のメキシコは7会場とも対象がとてもバラエティに富んでいて本当に面白いのですが、今回の会場はこれまたPilares経由の会場で、対象は演劇などを行うクリエイティブな方々となります。

そして、今回のオファーの中には、しめ縄からインスパイアされた創作劇も見て欲しいという、これまた異色な内容で、非常に興味津々(笑)。

会場は歴史を感じさせる建物で、まずはそこで通常のプログラムを実演。

他の会場のように皆さま、楽しんで参加くださいました。

そして、そこからがこの異色の展開。

一応、しめ縄には悪い気や霊を防ぐ結界のような意味があると言われておりますが、そこからインスパイアされて、彼らは暴力から身を守る道具として、このしめ縄を活用するという作品をどうやら使ったようです。


まぁ、DVなどはやはり問題ですからね。

こうしたDVから身を守るという、どちらかと言うと現実社会に則った社会派メッセージとして、今回、このしめ縄が活用されました。

まぁ、実際、暴力の回避を謳ったものが「しめ縄」ではないのですが(笑)、少しでもこの日本の「しめ縄文化」を知って頂ければということで、私も今回、そのオファーを承諾しました。


実際、こうしてやってみると、実に様々な方がご参加くださり、ある記者、カメラマン?なのかはどうか分かりませんが、今回、体験くださり、今度、プエブラという町でやってみないかというありがたいお言葉をいただきました。

今回はすべてメキシコ・シティで行いましたが、他の地域でやってみるのは面白いですし、プエブラは世界遺産にも登録されている陶器の町で、別名、「天使の町」と言われている、非常に面白いところだそうです。

ネットで調べてみると、カラフルで可愛らしい街並みで、こんなところでやれたら面白いかもしれません。

とにかく、こうして今回のメキシコ事業はひとまず終了。

本当に多くの方々のご協力の賜物でやり遂げることができました。


できれば、これを継続案件として臨みたいところではございますが、少なくとも、今回の取り組みは「しめ縄プロジェクト」の新たな可能性を見せてくれたんじゃないかなぁと思っております。

ということで、次はアメリカのサンフランシスコへ向かいます(笑)。

一般社団法人国際教養振興協会
代表理事 東條英利 拝

ニュース一覧へ戻る