国際教養振興協会は、国際社会の一員としての意識を持つ「国際教養人」の創出を支援しています。

一般社団法人 国際教養振興協会

会員のお申込みはこちら

しめ縄プロジェクト

しめ縄プロジェクト

Our Project


「Team 和KAZARI」の全国展開

活動背景

「忘れ去られる文化・習慣の意味」

「Team 和KAZARI」の全国展開

「祝祭日の意味」や「年中行事の意味」など思いの外、私たちは身の回りの出来事に対して無頓着になってはいないでしょうか。例えば、お正月にみられる「お正月飾り」や「初詣」といった一通りの文化的習慣には馴染みがあってもその意味を知ることはほとんどありません。これもよく言えば、「習慣化」されていると言えますが、逆の言い方をすれば、「形骸化」しているとも言えます。

形骸化の怖さは、その意味を知らないことからその価値を容易に見失うことにあります。要不要な単純な原理で言えば、「文化」は時代的経過にその価値を負う部分も少なくありません。であればこそ、遺すべき文化というものはその価値をきちんと伝える必要があると考えています。

当会では、「お正月の理解」をそんな自分たちの文化の意味を考えるきっかけと捉え、一人一人に「教養」の大切さを身につけていただく機会になると信じております。

なぜ、しめ縄づくりなのか?

しめ飾りは何でできいるかご存知ですか?

しめ縄プロジェクト

それでは、なぜ、「お正月」という習慣を取り上げたかというと、一つには、「お正月が国民的行事であるため、全国共通の課題として捉えることができること」、二つには、「実際の無理解がある問題を引き起こしているということ」の二点に収束されるように思います。

実際、「教養」を一言で定義することは難しいかもしれませんが、お正月であれば、誰しも身近な文化的習慣として一定のイメージは持っていらっしゃると思います。このため、本人にとって文化的な理解があるかどうかというのは、他のテーマや習慣に比べ、老若男女を問わず非常に換気しやすいということは言えると思います。

しかも、「一般のお正月」は本来、農業・穀物の神さまとなる「年神さま」をお迎えするという言われから、当然、お正月に飾られるしめ飾りは「稲わら」を用いてきたはずなのですが、実は、スーパーなどに流通しているものの多くがすでに「稲わら」ではなく、「中国産の水草」という「雑草の類」で作られているという問題を引き起こしています。

このため、見た目は市販で売られているものよりも不恰好・不細工になるかもしれませんが、自分たちできちんと稲わらで作って、文化的な意味を踏まえたものを飾ろうよ、ということで、本プロジェクトを立案いたしました。

しめ縄プロジェクトの可能性

1.自分でやってみることの価値

しめ縄イベント

参加された方の中には「意外と大変だった」という声を聞くことも少なくありません。しかし、同時に「楽しかった」という声も多く、結果、体験された皆さんは、「お正月を迎える意識が変わった」と大変喜んでくださっております。

やはり、「今まで買ったものを飾りつけている時は何も感じなかったけど、自分が作ったものを飾るということがこんなにも誇らしいものだとは思いませんでした」というお声が多く、これはまさしくやった方にしか分からない一つの達成感であり、同時に、お正月の意味を知ったからこそ感じるそれなりの意識の変化が芽生えてきます。当プジェクトにはそうした文化に対する主体的意欲や関心を換気してくれる様々な可能性を含んでいると実感しております。

2.地域コミュニティの交流促進

続いて、当プロジェクトには昨年より大きな特徴が表れ始めました。それが「神社」での開催です。2015年まではどちらかと言えば、各地の一般施設を用いて開催されることの方が多かったのですが、2016年からは各地の神社で開催されるケースが急激に増加しました(2016年は14会場中10会場が神社さま)。

このため、会場にもよりますが、地域の氏子さんをはじめ、イベントの土着性が高まり、さらなる交流を深める機会の一つとして喜んで頂けたことは、このプロジェクトが示す新たな可能性と言えます。

3.世代を超えた文化コミュニケーション

さらには、当プロジェクトは「しめ縄づくり」という簡易なワークショップも含まれることから小さなお子さんからお年寄りまで様々な世代の方に取り組んでいただけるものになっております。

中には、おじいちゃんからお孫さんまで、三世代そろってご参加頂いた方もおり、ここで生じる文化的なコミュニケーションは従来にはない経験とのことで、多くの方に喜んでいただきました。本来であれば、親から子へ、子から孫へと文化はある程度継承されていくものですが、現在はそうした機会そのものが失われつつあります。文化を学び、自らのアイデンティティを換気し、次代への担う役割を実感いただく。当会には、そうした継承を伴うコミュニケーションの中から、人、家族、社会のあり方に一定の役割を与えるものと感じております。

4.国際的な取り組み

このほかにも、意外なところとして、海外での反応というものも上げられます。実は、こうした文化的な特徴を含む取り組みは国内にいる日本人のみならず、海外にいる日本人にも受け入れられつつあります。2017年には、アメリカはロサンゼルスで初の試みとして当プロジェクトを企画しておりますが、しめ縄づくりの「和」は国境を超えて世界をもつなぐ。国内外を巻き込んだ大きな取り組みとしてさらなる可能性を求めて、展開して参りたいと思います。

主な活動履歴

2011年
・東京でお正月講座を開催(この時はまだしめ縄づくり体験はなし)。
→2011年の詳細(準備中)

2012年
・東京で初のしめ縄づくりを開催(農家をゲストに招き、初じめてのしめ縄づくりに挑戦)。
→2012年の詳細(準備中)

2013年
・東京にてお正月講座としめ縄づくりを完全自主開催(稲わらの調達からしめ縄づくりの指導までを経験)。
→2013年の詳細(準備中)

2014年
・大阪で初の開催(東京以外で初めて開催)。
→2014年の詳細(準備中)

2015年
・しめ縄づくりプロジェクト初の全国企画へ(全国9会場約250名の動員を達成)。
・主な開催地域:東京都/大阪府/愛知県/岐阜県/奈良県/広島県/静岡県/神奈川県/石川県
→2015年の詳細(準備中)

2016年
・しめ縄プロジェクト全国企画第二弾(全国14会場約650名の動員を達成)。
・主な開催地域:愛知県/千葉県/岡山県/東京都/静岡県/福岡県/石川県/奈良県/大阪府
・神社での開催が激増!(熱田神宮・宗忠神社・湯島天満宮・冨知浅間神社/宮地嶽神社/重蔵神社/天日陰比め神社/若宮八幡大神宮/住吉大社)
→2016年の詳細(準備中)

2017年度プロジェクト始まる!

1.初の海外イベント開催!

2017年は、なんとアメリカはロサンゼルスでの開催を予定しております(11月19日(日)予定)。これは本当に画期的なことで、現地日本人並びに日系人主導のもと、現地のファーマー(農家)のご協力をいただき、かつロサンゼルス領事館の後援のもと、開催するに至りました。当会が掲げてきた「国際教養」がさらに一歩前進するまたとないチャンスだと思っております。

2.初の公立小学校での開催!

まだ、企画段階中ではございますが、こちらも当会始まって以来の念願の取り組みで、公立の小学校で。初めてこのしめ縄プロジェクトを開催させていただく可能性が出て参りました。詳細は追って、状況が判明し次第となりますが、海外での開催同様、実現できればその取り組みとして非常に価値のあるものだと感じております。

3.お正月インストラクター制度導入!

当プロジェクトの拡大を担う上で大事なのは、「指導する側」も育成するということ。今までは、どうしても限られた人材で取り行ってきたため、物理的に対応できる部分にも限界がありました。そこで2017年よりICPA公認のお正月(しめ縄)インストラクター制度を導入し、指導員の育成を今期、モニター的に行う予定でおります。まずは初回10名限定で資格者を育成して参りますので、こちらご期待くださいませ。

4.しめ縄づくりキット制作中!

しめ縄イベント

こちらもまだ構想段階中ではございますが、この度、当プロジェクトを恒常的かつ安定的に機能させるため、岐阜県の東白川村の協力のもと、しめ縄づくりキットの制作に入りました。

これにより当会にとっては安定的に「稲わら」を確保することができ、地方にとっても新たな産業振興の可能性に結びつくことができるのではないかと考えております。

まずは会員の皆様には、このキットをお届けし、より当会の活動へのご関心につなげていくことができればと思っております。



以上、2017年も既に開催見込み先が続々決定しております。こちら是非とも多くの肩に体験していただきたいプログラムになっておりますので、最寄りにてご都合、ご関心ございましたらお気軽にお声がけくださいませ。

2017年度スケールはこちら

公式 Facebook

  • 新規会員募集中